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共有名義不動産はトラブルの原因。

住宅ローンを組むときに、最近は夫婦でペアローンにされる方も多いようです。夫婦共働きで稼いでいらっしゃる家庭が増えてきているからそれも当然のことでしょう。

一時期より数は減りましたが、離婚される夫婦もかなりあります。2002年の29万件をピークに2017年は212000件と減少傾向にありますが。結婚するとき、住宅を新築するとき、どこの夫婦も離婚のことは考えないでしょう。ただ万が一離婚ということになれば、夫婦が共同で購入した共有名義の不動産がトラブルの原因になるのです。

夫婦の共同財産なので、お互いが同意のもと売却できれば良いのですが、それぞれの思惑や、事情がそれを許さないことも多々あります。共有関係の解消のため夫か妻の一方が自分の持分を売却したいと望んでも、状況により難しい場合もおきてきます。