米子、松江、出雲、安来、倉吉、鳥取の不動産のことなら不動産のふこく。本日は共有名義不動産の共有名義解消第三弾です。自分の持分を他の共有者に売却する持分移転です。

持分移転とは、自己の持分を第三者ではなく他の共有者に売却する方法です。

例えば、兄弟二人で不動産を二分の一ずつの割合で共有している場合に、弟が共有状態から離脱する手段として、弟が自己の持分を兄に買い取ってもらうという方法です。

この持分移転を行うときには、売却価格の設定方法に注意が必要です。相場と比べて著しく安い売り値を設定すると税務署から贈与とみなされ、贈与税が課される恐れがあります。

持分を第三者に売却するよりも、親族間の関係を壊すことが少ないと思われます。ただ一方に買い取るための資力が必要になります。