共有名義を解消するための持分買取とは、他の共有者の持分を買い取って、不動産を単独で所有することです。
持分買取は、前回の持分移転とは逆に他の共有者の持分を買い取って、単独で所有する方法です。
一番の問題点は、他の所有者との価格面での折り合いがつきにくい場合があることです。当然、売る側は一円でも高く買い取ってもらいたいと希望します。
適正価格の算出には、不動産鑑定士に不動産を鑑定してもらい、買取価格を提示することになります。その価格で円満解決すればよいのですが、鑑定価格以上の代金を支払う場合も生じます。鑑定料も数十万円はかかることでしょう。